2017年12月26日 | カテゴリ:ブログ , 玉田まゆ子のぷれしゃすな日々
2017年、ひとりで映画を見るのが好き☆
こんにちは、心理療法家の玉田まゆ子です。
クリスマスも無事に終わりましたね。
みなさんも楽しく過ごされたことと存じます。
玉田家ではクリスマス直前に夫の誕生日があるので、
(今年は高山市七日町の「棗」さんで最高のお食事いただきました)
ごちそうはその日に堪能し、
クリスマスは特に何もしません。
今年のイブなんかお好み焼きでした。
一年にこの時期しか使えない写真、使わせてください!
さて、今年から自分に導入した新しい生き方の術、
色々ありますが、その中に「ひとりで映画を観る」というものがあります。
実は、驚かれるかもしれませんが、
私の住む高山市は日本で一番広い市であるのにも関わらず、
映画館がないのです。
ショック・ウルトラです。
なので、出張で大阪などに行く際に、
チャンスがあれば、ふらっとひとりで行くようにしています。
このひとりでふらっとに開放感を覚え、
私のこころのセルフケアになっています。
時間が空いた時にしか行けないので、
観たい映画全てを観ることはできませんが、
映画を観ている時のあの変性意識に入る感覚が大好きなのです。
そんな中でも何が面白かったかなぁ?と振り返ると、
この3つです。
オリエント急行殺人事件
三度目の殺人
ドリーム
オリエント急行殺人事件
私は母の影響でアガサ・クリスティファンです。
クリスティの作品の中でも名作中の名作、何度でも観たい。
母と1974年の映画を前日にもう一度観てから行きました。
この映画だけは母と一緒に観ました。
犯人が誰かもちろんわかっているけれども
それが起こり解明されるプロセスを観たい!
映画を観る前に母は2017年版の登場人物のキャストを見て、
「この中ではジョニー・デップが一番品のない顔をしてるから
ジョニデが犯人やな!」とシニカルなコメントをしたので笑えました。
あるシーンでは切なくなって泣きそうになりました。
罪と裁きについて深く考えさせられる映画です。
三度目の殺人
「邦画なんかDVDでてから観ればいいよね」
そんなナメタ私の考えを改めさせられた映画です。
原作も是枝裕和監督ということで、是枝監督に尊敬の念が湧きました。
「誰を裁くのかは誰が決めるのか?」
こちらもまた深い深いテーマです。
容疑者には3人の弁護士が関わりますが、
その3人が同じ弁護士でありながらも
それぞれ違うスタンスで事件と関わろうとする。
そしてその違う視点を観客が味わえるという部分も面白いです。
真実、虚構、そして便宜上の真実が入り混じり、
誰も本当のことを言っていないのではないかという闇を感じます。
キャストもまたぴったりでよかった。
ドリーム
実話に基づく感動の物語。
映画を見ながら、何度も思わず拍手しそうになりました。
NASAを支えた知られざるヒロインたち。
1961年、有色人種がまだ差別されていた時代だったなんて私は知らなかった。
感覚的にはもっともっと昔の話だと思っていました。
わかってなかったな、私。
素晴らしい才能を更に上回る努力と勇気。
そして人と人は理解しあえるという希望。
実に痛快でした!
この3作はまたゆっくり鑑賞したいな~。
2017年、みなさんはどんな映画に出会いましたか?
お勧めの映画があれば、是非教えてくださいね(*^_^*)