2015年2月8日 | カテゴリ:玉田まゆ子のヒトトナリ
カウンセラーになったきっかけとサイモントン療法との出会い
こんにちは、心理療法家の玉田まゆ子です。
私がカウンセリングに興味を持ったきっかけは、2000年の夏のことでした。
信州の絵本美術館の宮沢賢治展で初めてかの有名な「雨ニモマケズ」を最後まで読んだのです。
その中で、
「南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい」という文章を読んだ時、
まるで雷に打たれたような衝撃を感じました。
そしてなぜか、
「心理カウンセラーになって医療の現場で働きたい。これが私のライフワークだ。」そうひらめいたのです。
こんな体験は後にも先にもこの一回だけです。きっと魂が震えるとはこういうことなのでしょう。
更にその次の瞬間には、
「なんておこがましいことを思ったんだろう?そんな勉強もしてこなかった。それは無理だ。」と考え、
即座にそのひらめきに蓋をしました。
結果的には、勉強をはじめるまで5年間、自信のなさからその想いを閉じ込め続けたのです。
2005年、看護師の知人からサイモントン療法のことを教えてもらって、
カール・サイモントン博士の講演会に参加し、閉じ込めていた興味の種が芽吹き始めました。
2006年、さまざまな出来事も重なり、認定トレーナーの川畑のぶこさんのカウンセリングを受けたことで
「自分のために生きる」こと「できるかどうかではなくやりたいかどうか」で決めると決意し、
まずは催眠療法士の資格を取得、心理療法の勉強を始めました。
そしてとてもよいタイミングで、
2007年、医院にてカウンセラーの仕事をしながらサイモントン療法のベーシックセミナーに参加しました。
これが私のカウンセラーになったきっかけとサイモントン療法との出会いです。
私はこの体験から、
ひらめきや直感の大切さを体験し、
「自分のために生きる」こと「できるかどうかではなくやりたいかどうか」で決めると決意し、
何かを始めるのに遅すぎることはないと学ぶことができました。