2015年2月19日 | カテゴリ:カウンセリングのご感想 , ブログ
カウンセリングのご感想002「がん治療中の夫のサポートの方法を学びました」
こんばんは、心理療法家の玉田まゆ子です。
先週土曜日から水曜日まで大阪に出張(小西統合医療内科他)していました。
今日は岐阜県高山市のナチュラルクリニック21とPreciousサロンでカウンセリング。
早めに夕食も済ませ、のんびりしています。
今夜もカウンセリングのご感想をご紹介します。
カウンセリングのご感想 SRさま
夫が癌だと診断され、目の前が真っ暗になってしまいました。
結婚して以来、特に大きな病気をせずに、
家族のためにひたすら働き続けてくれた夫・・・。
これから、どのように接していけばよいのか、途方に暮れてしまいました。
幸い本人は気丈に自分の病気を受けとめているように見えます。
長女と次女にも話し、家族みんなで支えていこうと心をひとつにしました。
夫はもともと寡黙な方でしたので、
治療の進み具合や方針などもあまり私たちには話したがらないように感じました。
そんな情報不足もあってか、私たちの不安はつのるばがり・・・。
長女や次女は病気に良いといわれる、健康食品やサプリメント、
食事療法などを調べてきては勧めていましたが、夫は気に入らない様子。
やがて、そのことでぎすぎすして、家庭の雰囲気も悪くなってきました。
その頃、知人の勧めでカウンセラーの存在を知り、興味を持ちました。
夫に受けて欲しかったのですが、とりあえず私が受けることにしました。
するとどうでしょう、劇的な心の変化がありました。
「サポートの仕方」「よいコミュニケーションの取り方」のアドバイスを受けましたが、
今まで私は夫が嫌がるようなコミュニケーションの取り方をしていたことに気付きました。
私は私がよかれと思うことが夫にとってもよいに違いないと決めつけて、
夫の意見や思いを知らず知らず無視していたのです。
娘たちにも話し、娘たちも一緒にカウンセリングを受けました。
そして週に一回は皆でゆっくりお茶を飲みながら、話をする時間も作りました。
このことで私と娘たちはサポートの方法を改善することができました。
癌に対する誤ったイメージもなくなり、
夫のことを心配しすぎずサポートできるようになりました。
ありがとうございました。
もちろん、治療で大変な時もありますが、
家族みんなでそれぞれが楽しく、無理をすることもなく、
幸せに過ごしています。
SRさま、ご感想をありがとうございました。
誰かをサポートするときには、とてもエネルギーを使いますね。
サポーターもまず自分のエネルギーの充電が大切です。
「愛」があるはずなのに、喧嘩になったり関係がギスギスしたりして、
お互いが消耗してしまうのは、よいコミュニケーションとは言えず、
治療にもよい影響はありません。
カウンセリングで不健全な考え方を手放し、
コミュニケーションのアプローチも
自分の意思で変えることができたSRさんのパワーはすばらしいです。
愛と思いやりからの言葉と行動は家族全員によい影響がありましたね。
玉田まゆ子