2015年4月12日 | カテゴリ:ブログ , 玉田まゆ子のこころのお話
誘導瞑想の活用法
こんにちは、心理療法家の玉田まゆ子です。
9日~10日は私のお勤め先・岐阜県高山市のナチュラルクリニック21に
サイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこ先生をお招きして、
講演会・座談会・個人カウンセリングをお願いしました。
講演会のテーマは「断捨離とこころの関係」です。
参加された皆さまに笑顔があふれ、素晴らしい時間でした。
さて、今日は「誘導瞑想の活用法」についてお話します。
私はカウンセリングやセラピーの現場で
日常的に誘導瞑想を活用しています。
(もちろん、癒え方にも好みがありますので、
効果や特徴をご説明し同意のもと行っています。)
誘導瞑想はリラクゼーションやビジュアライゼーションをフル活用した
素晴らしいイメージ療法のひとつです。
誘導瞑想の効果もアプローチもさまざまあり、
一度の体験でもダイナミックな思考変容が起こるケースもあります。
そしてその後も
誘導瞑想で得たクライエントにとって有効なイメージを
クライエントが日常的にイメージトレーニングできるように
指導しています。
新しいイメージに気付くだけでも問題やモヤモヤがクリアになる場合もありますが、
その新しいイメージを定着させていく必要があります。
なので基本的にはイメージ療法でも大切なことはトレーニングだと考えています。
誘導瞑想の活用法~よく使う手順~
①リラクゼーション
セラピストがリラクゼーションの言葉掛けをしながら、心地よい状態に誘導します。
リラックス状態に入ることにより自然に変性意識に入ります。
↓
②今、この瞬間に意識を戻す
日頃から色んな事を考えてあちらこちらに囚われている意識が
「今・ここ・自分」に戻ってきます。
↓
③現在の状況・自分を知る・潜在意識の声を聴く
最もさまざまなバリエーションがある部分です。
クライエントのイメージを活用しながら、
潜在意識が自分自身に対してどのようなイメージを持っているのか?や、
病気や起こった出来事にどのようなイメージを抱いているのか?
クライエント自身のイメージを実感しやすいように具体的にして行きます。
↓
④行きたい方向性・得たい結果・癒え方を知る
③のイメージを踏まえ、得たい結果やより良い・より心地よいイメージ、
どのように癒えていけばよいのか?など、クライエント自身に聴いていきます。
インナーチャイルドやインナードクターに尋ねることもありますし、
身体や臓器や病気に尋ねることもあります。
↓
⑤好ましいイメージを創り上げる
④で出てきた好ましいイメージを創り込み、
得たい結果をクリアにします。
↓
⑥アファメーションやよい暗示を入れる
得たい結果が定着していくように潜在意識とつながっている状態で
言葉掛けによりアファメーションやよい暗示を入れていきます。
↓
⑦覚醒
言葉掛けにより変性意識から通常の意識に戻ります。
誘導瞑想を受けているクライエントの感覚は
リラックスした心地よいものです。
なので、これを機会に
クライエントご自身が瞑想を日常に取り入れるケースも多いです。
カウンセリングや瞑想がもっと身近になり、
気軽に活用できるようになるといいなと思います。
誘導瞑想のリクエストはどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
さて、今日は小西統合医療内科への出張に備え大阪に移動します。
玉田まゆ子のカウンセリング、セラピーの提供先は以下の通りです。
ご希望の方はお電話にてご予約、またはお問合わせ下さいませ。
・カウンセリング&セラピー Precious(ぷれしゃす)(岐阜県高山市)
090-7686-5810(サイモントン療法カウンセリング・催眠療法・認知療法・イメージ療法)
・ナチュラルクリニック21 (岐阜県高山市)
*カウンセリングご予約の前に受診が必要となります。
0577-37-7064(サイモントン療法カウンセリング・認知療法カウンセリング)
・小西統合医療内科 (大阪市北区中津)
06-6147-3280(サイモントン療法カウンセリング)
*2015年4月の提供日は13~14(月火)です。
2015年のスケジュールはこちらです。