2018年6月20日 | カテゴリ:ブログ , 玉田まゆ子のぷれしゃすな日々
生誕120周年 中村忠二展 オオイナルシュウネン
こんばんは、心理療法家の玉田まゆ子です。
サッカーワールドカップの日本初戦でコロンビアに歴史的勝利の夜です!
さて、早速ですが、練馬区立美術館にて、
「生誕120周年 中村忠二展 オオイナルシュウネン」開催されます。
開催期間2018.06.22~07.29
画家であり詩人であった中村忠二(なかむらちゅうじ)は、
私の母方の祖父の弟にあたり、
親戚一同、昔から忠二の絵に親しんでいました。
今も実家に帰ると、絵が飾ってあります。
もちろん、私も東京のおじさん(忠二のことの絵が好きです。
私は二歳の時に母と姉と叔母と一緒に新幹線に乗って
「東京のおじさん」に会いに行きました。
残念ながら、2歳だったのでほとんど何も覚えていなくて、
新幹線で食べたアイスクリームが一番印象に残っています。
今まで、
小学生くらいの頃?に、兵庫県立美術館、
結婚した時に、東御市梅野記念絵画館、
40代の頃?に、姫路市立美術館に
忠二の企画展を観に行きました。
今回の練馬区立美術館での企画展が
きっとおそらく、
私が生きているうちに観に行ける
最後の企画展ではないか?と思ってしまいました。
なんとかして、母も連れて行きたいし、
できれば親戚一同で行くことができると
一番幸せなのになと思います。
関東にお住まいの皆さん、
よかったら、是非、足を運んでいただけませんか?
作品は、モノタイプという個性的な技法を使った作品も多く、
素朴で、
あたたかみがあり、
さびしさも感じます。
私は好きな忠二の詩にこんなものがあります。
「願望」
みつめたい
みつめたい
ああ、
もっともっとみつめたい
涙が出てもかまわない
☆記憶では旧かな遣いで書かれていたと思います。
この「涙が出てもかまわない」というところに
何かを求める孤独や尊さを感じ、
勝手に胸キュンになります。
最後に、中村家は代々、男子の名前に「忠」という字を必ずつけていました。
おそらく、最後の「忠」が従兄の中村忠司(なかむらただし)君です。
その中村忠司君が6日前に新しい本を出しました。
旅行業界の方に特にお勧めです。
こちらもよろしくお願い致します。